歯並びは遺伝するとよく聞きますが、それ以上に歯並びに大きく関係することがあります。それは『癖』と『姿勢』です🦷
『癖』とは、噛み方、舌の使い方、飲み込み方や口呼吸、指しゃぶり…などのお口の使い方の癖だけでなく、頬杖をつくことや、決まった寝方や座り方…など体の癖(姿勢)も関係があります。👅👄
小さい頃から間違った飲み込み方や、猫背などの悪い姿勢のままだと歯が並ぶための顎が成長出来ず、ガタガタとした歯並びや噛み合わせになりやすいです。
そしてハンバーグやパスタ、カレーなどの柔らかい食事が増えたことにより噛む回数が減ってきたことも顎の劣成長につながります🍝🦷
上顎は10歳くらいまで、下顎は18歳くらいまで成長すると言われています。女性の方が早く成長します。
🙆♀️顎の成長を促すポイント🙆♀️
・しっかりと噛まないと飲み込めないようなものを食べる
・とうもろこしやりんごなどを丸かじりして積極的に前歯を使う
・カレーなどの具材を大きめに切る
・両足を床にしっかりつけて肘を90度に曲げたあたりにテーブルがくるようにする
・姿勢を正す
・バランスよく左右の奥歯ですりつぶすように噛む
・口呼吸を直し鼻呼吸をする
・頬杖をつかない
・いつも決まった向きで寝ない
🤓知っていますか?正しい舌の位置、飲み込み方
👅舌の位置
舌全体はいつも上顎にべたっとついているのが正しい位置です。舌の先端は上の前歯に触れない少し後ろです。(←舌スポットと言います。赤丸の部分)
👄飲み込み方
舌の先端はスポットについていて、舌の先端から中央〜後方に徐々に上顎に吸い上げて飲み込む。唇は閉じたままです。