こんにちは!歯科衛生士の飯野です😊
歯周病という言葉は歯磨き粉のCMなどでよく耳にしますね👂今日、日本人の30代〜の80%が歯周病になっていると言われています。しかし、自分自身が歯周病になっていると自覚されている方は少ないのではないかと私は感じています。歯周病と言われてまさか自分がと、びっくりされる方が多いです⚡️
国民病である歯周病、お口の中で特にどの歯が歯周病のリスクが高いのか紹介したいと思います🐿
🦷歯周病で歯がなくなる部位ランキング😱
1位 上の一番奥の歯(上顎第二大臼歯)
2位 上の奥から二番目の歯(上顎第一大臼歯)
3位 下の一番奥の歯(下顎第二大臼歯)
4位 下の奥から二番目の歯(下顎第一大臼歯)
5位 上の前から四番目の歯(上顎第一小臼歯)
6位 下の真ん中の前歯(下顎中切歯)
・・・つまり、歯周病のリスクが高いのは大臼歯ということがわかりますね🦷
🦷なぜ大臼歯のリスクが高い?🐿
前歯は根っこが1本ですが、大臼歯は2〜3本の根っこがあります。
その根っこは分岐部(歯の根っこが二股に分かれている部分)を有しているためそこに汚れが溜まりやすく、除去もとても難しいのです😢そのため歯周病になりやすく、進行しやすいです。
🦷歯周病の一番の悪者はだれ?👿
歯周病は歯垢(デンタルプラーク)という生きた菌の塊が一番の原因です。その歯垢が石灰化すると歯石というとても硬い汚れになりますが、これは死んだ菌の塊なので歯垢よりは歯周病への影響は低いです。しかし、綺麗でツルツルな歯に比べ、歯石のついた歯は歯垢がつきやすいので定期的に歯科医院の専用の機械でクリーニングする必要があります。
歯垢は柔らかく、歯ブラシやフロスで落ちます。しっかりと普段から歯ブラシ+フロス又はサイズの合った歯間ブラシを使い、歯垢を落とすことがとても大事なのです😊