舌には正しいポジションがあることをご存知ですか?口を閉じてなにも意識しない状態で舌の先が”スポット”とよばれる場所に位置しているのが正しいポジションです。スポットは上アゴにあり、上の前歯から舌先でたどっていったときに最初にボコッと出っ張っているところです。
“スポット”に舌がつかない原因
舌先が本来あるべきスポットではなく、そこよりも前の位置に出て前歯に触れてしまう状態がくせになっている
舌をアゴに押し付ける筋肉や、口を閉じるための口輪筋が弱い
舌小帯(口を開けて舌を持ち上げた時に見える舌と下顎をつないでいる筋)が短い
舌の位置が悪いと引き起こる4つのこと
①歯並びが悪くなる
②口呼吸になりさまざまな障害が出る(お口の中の乾燥により歯周病や口臭が強くなったりウイルスが侵入しやすくなる)
③滑舌が悪くなる
④フェイスラインの崩れ
癖のついた舌を正しい位置にする3つの方法
①舌の筋力トレーニング【あいうべ体操】:口を大きく開けて「あ、い、う」と発声し最後に「ベー」と舌を思い切り突き出す。大げさなくらい口を動かすこと
②日常生活の中で意識して舌を正しい位置に保つ
③歯科の矯正器具をつかう
正しい位置になおすとこんな効果が!
*口周りの筋肉が鍛えられる、今までたるんでいた顔の贅肉が持ち上がり小顔効果が期待できる!
*口呼吸が難しくなるため鼻呼吸ができるようになる
舌の位置が間違ったスポットに在り続けるとさまざまな弊害が起きてしまいます。舌の正しい位置を見つけてお口の中から健康になりましょう(^^)