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2019.04.02

唾液は働き者

唾液はただお口の中を潤しているだけだとおもっていませんか?実は健康を保つためにとても大切な働きをしています。

☆粘膜を保護し、舌や頬粘膜の働きを滑らかにして機能性を高める

☆食べ物を湿潤させ飲み込みやすくする

☆自浄作用や抗菌作用などでお口の中と全身の健康を維持できる

などなど。。

そして、唾液の分泌が低下すると特に虫歯や歯周病になりやすくなります。

例えば乾燥が気になるためのど飴を常用していると歯と歯の間や、一度治した歯に虫歯が出来やすくなりますし、

粘膜が乾燥して摩擦により歯肉が傷ついて口内炎が出来やすくなったり、入れ歯もしっかり入らなくなるので痛みが出やすいです。

他に、唾液の量が充分であってもストレスなどでサラサラした唾液が出にくくなるので、ネバネバした唾液が多くなります。そのような方は味覚障害を起こしやすいです。

唾液分泌の低下の原因として、老化や生理的な変化もありますが薬の副作用と思われる口腔乾燥症唾液分泌低下症などが多く見られます。

✳︎口腔乾燥症はお口の中の乾燥感を自覚するものであり、およそ4人に1人にその症状が見られ高齢者の方では40%が口腔乾燥症を訴えているそうです。

ちなみに、、

性別では女性の方がホルモンの関係で妊娠中や閉経後が特に唾液が少ないです。

季節では冬に唾液は多く、夏は脱水傾向のため少なく、

日中では正午または午後に多く、起床時に少ないです。

☆当たり前のことですが、規則正しい生活を送ることが正常な唾液の分泌になります。しっかり唾液を出してお口の中から全身の健康に繋げましょう!